先日、母が出てくる夢を見ました。
何気ない日常の一コマで、
でも今はもう叶わない母との会話、やり取りが、心に残る夢でした。
私を応援してくれている、という風に感じてなんとなくうれしかったのですが、
あるスピリチャルな方に鑑定して頂いたところ、
「というよりも、お母さまの思い、そういうことをやりたかった、
ああして見たかった、というようなお母さま自身の思いみたいですね」
と言われました。
でも、それだと私は堪えるのです。
母が悔いを残し、その思いを私に夢を通じて伝えていると思うと、
なんとも切ない思いに
さみしい気持ちになってしまいます。
晩年の母の姿を見続けて、
子供にとっての安らぎは、幸せにしている親の姿なのだなぁ、と学びました。
母は確かに無念な思いを抱いているでしょう。
熱さ、激しさを持った人だったから。
それでも最後の母の顔は安らかに見えて、
今は会いたかった父に会えているのかな、と考えたい私です。
だからあの夢はやはり、もうすぐ旅立つことを察した母が、
私を応援するためにメッセージを送ってくれたのだ、
という解釈を採用することにしました。
5年もの間、意思疎通ができない状態で入院していた母、
よく頑張ったな、とただただ感心します。
もう二度と目を開けない母に、『うんと大切にしてうんと可愛がってあげたいから、来世では私の子供で生まれてきてよ』と伝えました。
母ってかなり私とは違うひとだったけれど、相当深い縁が、
今までもこれからもずっとあるように感じているので。
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