『ブラザーズ・サン』感想

最近見たドラマ

 

この前に見た、

①『力の強い女 カン・ナムスン』が釈然としなくて、

途中からもういいや、ってはなっていたんだけど、

リュ・シオがかっこいいからそして悲しい悪役だったからどうなるか、

と思って最後まで1.5倍速で見たのですよ。

これところどころからはぶっ飛んでて悪くないけど、

脚本がイマイチだと思うのね。

カン・ナムスンに惹かれたリュ・シオが下手に素敵すぎるから、

リュ・シオに同情しちゃうし、

そのリュ・シオにほんの少しも心が乱されないナムスンってちょっとどうなの?

と思っちゃう。

途中で改心して、そのせいで殺されちゃったファジャも可哀そう。

ナムスンを探しにチベットに行ったお父さんも、帰ってきてみたら奥さん恋愛中で、

邪魔者扱いだしさ。

いろいろモヤっとしてしまって

それで最後めでたし、めでたし、とはならんよね?

②『ブラザーズ・サン』

ミシェル・ヨーが出ているからと見たんだけど、

私的には掘り出し物で、とても面白く見ました。

こちらは設定がしっかりしているわ、と反動でか?安心して見ちゃったのだけども。

暴力や人を従えていく時代は終わりしないと!

何も生み出さないし、非効率的だよね?

というメッセージも感じました。

前時代的な兄のチャールズも切なく愛しいし、

ヘタレな軟弱もののようでいて、やりたくないことはやらない、

自分流できりぬけていくブルースは、だんだんチャーミングに見えてきます。

そしてママも自分の中にある諦めきれない夢と向き合うため、最後には最愛の息子ブルースとも

離れていく決断をする、すごくいいなと思いました。

私、自分が見たドラマの他の方の感想を見るのが好きで、

そういうサイトに見に行くのだけど、

『ミシェルヨーのアクションがもっと見たかった』

にも大いに賛成!

『チャールズがイケメンだったし可哀そうになった』

これもわかります。

ただ、

『ブルースが途中イライラした』

というコメントが多いことに軽くびっくり。

え?!ブルースは有り!でしょ?

今の時代にチャールズみたいな人ばっかり出ている作品の方が逆にどうなの?と思っちゃいます。

やりたいことがわからなくなっている、親の呪縛にとらわれたままのチャールズ、

そして、

やりたいことしかやりたくないんだけど、できれば、みたいなブルース、

同じ兄弟でもこんなにも違う二人、

それでも互いを愛して大事に思いあっていることが素晴らしいよね、と思いました。

ぜひ続編を作ってほしいなぁ。

 

最近スタバのアーモンドミルクラテがお気に入りです。

ワッフルに生クリームを添えて一緒に頂きました。

 

 

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